夏を迎える準備!!

富士山麓の某所には、ここ数年エアコンのトラブルを抱えた300TDTさんがいらっしゃいますが
僕の210も先日、日中エアコンの効きが???な気配を感じる時が少々あってクライメートシステムの
自己診断をしたところ、ガス圧等は問題なく冷媒の量もOKでしたが走行中のデータが一部ヘンテコリンな事に
なっていました。
 
それはというと、左右のヒートエクスチェンジャーの温度は5度前後を指しているのもかかわらず
エバポレーターの温度は25度前後を指したまま。
通常は約3~9度以下位を指しているはず(違っていたらゴメンナサイ)
この状態では最悪エバポレーターが凍結してしまったりして色々不具合が起きてしまう可能性あるので・・・
 
どう考えてもおかしい、おそらくエバポ温度センサーがおバカちゃんになってしまったのだろうと推測し
エバポセンサーを手配。
 
今回は西方よりmbsanyoさんからエバポセンサーを調達させて頂きました。

これがエバポ温度センサー
これが、エバポレーターの温度を感知して凍結しそうな温度になると冷媒を止めたり温度が上がってくると
冷媒を噴射させたりする温度管理のセンサーですが、今回の症状だとエバポレーターの温度が25度前後を
指したままなので冷媒を、もっともっとって信号が出っぱなしになってしまってエバポレーターが凍結して
冷媒の循環不良になったり最悪はコンプレッサーにまで影響が出てしまいますので交換しました。

この温度センサーの装着されている位置は運転席側のハンドル下のアンダーカバーを外して
足元のエアコン吹き出し口の上の方を覗き込むとこんな感じ(赤丸部分)に着いています。
僕の210は左ハンドルなので良いですが、右ハンドルの場合はパーキングブレーキのペダルが
邪魔になって作業がしにくいかもしれません。
これを外して新しいエバポ温度センサーと交換して作業終了です。

これが使用後のエバポ温度センサーです。
1枚目の写真と多少形状が違いますが品番が変更されているみたいです。
何が、おかしくなったのか外観では分かりませんが交換後の自己診断では数値上では
適正値を指していますのでとりあえず様子見です。
 
ここで一つ後から分かった事なのですが僕の210のスピードメーターですが
このセンサーを変える前は160~220㎞部分のイルミネーションが切れているかな??って
以前から感じていたのですが、このエバポ温度センサーを交換したら160~220㎞部分のイルミネーションが
他の部分の明るさと同じ明るさになっていたのですが・・・
メーター部分は一切今回の作業では触らないのに??? 何で?
なにか、センサーがおバカになっていて電気的に変な影響が出ていたのでしょうか?
良く分からないけれど良しとしましょう。